High-kick’s ゲイ+ お見合い婚活ブログ🥦

アラフォーゲイの婚活・お見合い・恋活についてなどの記事です

012 おでかけしてきました (ほっけの話)

先日のブログでお話しした通り、お見合いお一人目の方(年上・ほんわかさん)と「おでかけ」をしてきました^ ^

 

寒いけど天気が良く、お散歩するには悪くない日和で、お見合い後しばらくぶりにお会いました。

 

有り難くも、毎日お相手から何かしらラインを送っていただいてやりとりしていたので、当日はぎこちない感じにはならずにお会いできました^_^

 



それではおでかけしてきます!


「レッツおでかけ♪」

 

 


まずは予定通り大きい公園に行き、ぶらぶら散歩しました。

 

お相手は、今回もやはり言葉少な目でしたが、1回目と大きく印象が違うことはありませんでした。

 

でもお話をしていて、受け身というか、自分の意志を表示されることが少ないなぁ〜、という印象を受けました。

 

たくさん話をして段々会話が少なくなるなら良いのですが、ずっとこのペースだと、時間をかけても心の触れ合いが少なさそうだなぁ、と感じました。

 

でもここまでは順調でした。

 

 

次に映画に行きました。

「きのう何食べた 劇場版」です♪

 

私が見たくて映画をお誘いしたので、座席を事前に予約し、用意しておいたチケットをお相手に渡しました。

 

お相手の方は普通に受け取りました。

 

 

ん?あれ、チケット代は?

僕が誘ったから僕が払うと思ったのかな?

 

 

確かに映画に誘ったのは私でしたが、お相手にまだ好意を持つかもたないか位の気持ちだったので、プレゼントしたいとは思いませんでした。

 

このままだと、プレゼントした事になりそうだったので、チケット代について話をしたらお金を渡してくれました。

 

 

うーん。

 

 

 

気を取り直し「せっかく映画を見に来たのだから、お相手と座席でポップコーンを一緒に食べたいな」と思い買いました。

 

座席についた後、ポップコーンを勧めると、お相手は何も言わず、自分が買った物のように手に取って食べ始めました。

 

 

むしゃむしゃ。

むしゃむしゃ。

 

(結構食べるな…)

 

 

ちょうど半分ずつ食べました。

二人で食べようと思って買ったので、半分食べていただいても構わなかったのですが、食べ終わった後もお相手は何も言いませんでした。

 

 

うーん?

 

 

 

おでかけ前のラインのやりとりで、お相手より「映画の時に手を繋いでいい?」と聞かれていたので、「オッケーです^ ^」とお伝えしていました。

 

すると「映画の間ずっとつないでいようかな!?」と返信がきました()

 

お相手に対して私はまだ恋心を抱いていませんでしたが、最後に誰かと手を繋いだのなんてコロナ禍以前の話なので、「誰かと手を繋ぐなんて久しぶりでちょっと嬉しいかも」とちょっぴりドキドキしていました^ ^

 

 

 

 

映画が始まりました。

 

 

 

 「シ〜ロさん♪」

 

 

 「ケンジ〜♪」

 

 

 

 

(そろそろ手を繋いでくるかな?)

 

 

 

 

 

中盤になりました。

 

 

 

 「シロさん……

 

 

 

 「ケンジ……

 

 

 

(あれ、なかなか手を繋いでこないなぁ〜?)

 

 

 

 

後半になりました。

 

 

 

 「シロさん!?」

 

 

 

 「ケンジ!?」  

 

 

 

 

(もう映画終盤なんだけど。どうしたんだろう?タイミング掴めないのかなぁ。)

 

 

 

そしてあれよあれよという間に最終盤になりました。

 

 

 

 「シロさんーーー!!!!」

  

 

 

 「ケンジーーーー!!!!」

  

 

 

 

(あー、映画もう終わっちゃうよ!?)

 

 

 

 

クライマックスです

 

 

 

 

 

 ケンジ、号泣…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥)

 

 

 

 

 シロさんも号泣…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥)

 

 

 

 

 

エンドロールです。

 

 

 

 

 「シ〜ロさ〜〜〜ん!!♫ ♫」

 

 

 

 「ケンジ〜〜〜! !♫ ♫」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          F            i            n           

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!?

 

 

 

 

(えええっ!?結局1秒も手を繋いでこなかったよ!!!)

 

ちょっと&ずっとドキドキしていたのがアホらしくなり、私のテンションは一気にガクンと落ちました。。。

 

お相手の顔を見ると、手を繋がなかったことを気にしているのか気にしていないのか、私には分かりかねました。

 

ラインでは気分が高まっていたけど、久しぶりに会って気が変わったのかもしれないですしね。。

 

 

私はもうお相手の顔を見たい気分でなく、少し距離を取りたい気分でした。

 

しかし、夕飯時でこのまま食事をしないで帰るのもどうかなーと思い、一応お相手をご飯に誘いました。

 

聞くと「お腹ぺこぺこ〜」との事でしたので行くことにしました。

 

 

「何か食べたいものありますか!?」と聞くと、返答で一番困るやつ、

 

「なんでもいいよー!」

 

とさらっと言われてしまいました。

 

 

「プチッ」

 

お店探す気ゼロですね。

 

 

えっと、お腹ぺこぺこなんでよね?

えっと、ご飯に行きたいんですよね?

 

それで「なんでもいいよー」って、僕に「探してねよろしくっ」てことですよね?

 

なんでもいいって事は、牧草でも良いってことですよね!?

 

プランBとしては、メインディッシュにカリカリ、食後にチャオチュールというコースも選択可能でございますが。

 

はい?私は悪くないプランだと思いますが何か問題でも?

もちろん私は別のお肉のコースをいただきます。

 

 

まあ、、私もそこまで底意地悪い人間ではないですからね。

お探しさせていただきますよ。人間が食べるものを。

 

素敵なあなたとデートさせていただいて、私は心底ラッキー!感謝感激雨ザーザーぶりですよ。

 

 

〜場所はオシャレでシャレオツな飲み屋街〜

 

「週末&夕飯時&快晴」の三拍子が揃っていた為、若い人で街がごったがえし、お店から人が通りに溢れてすぐに入れそうな店は無さそうです

 

しばらく二人で街をぐるぐる歩き回り、メニューと値段が書かれた看板を見ると少しお高めですが、なんとかすぐ座れそうなお店を見つけました。

 

お相手にも看板を確認してもらい、そこでオッケーとの事になりました。

 

 

「頼むから後で文句言わないでくれよ」と思いながらお店に入り、席に座りました。

 

「危うく晩御飯を食べられない所だった。ちょっと高いけど、なんとか入れる店があって良かった…(^^;」と思っていると、

 

お相手がメニューを開いて2秒後、小さな声で「高っ!」と言う声を、私の両耳のキャッチャーミットが捉えました。

 

 

 

「 おーーーまーーーえーーーーーーーー!ぇ!ぇ!え!え!!! 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すーー

 

 

 

はーー

 

 

 

すーーーーー

 

 

 

はーーーーー

 

 

 

すーーーーーーーーー

 

 

 

はーーーーーーーーー

 

 

 

すーーーーーーーーーーーー

 

 

 

はーーーーーーーーーーーー

 

 

 

すーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

はーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

すーーーーーーーー

 

 

 

はーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

はーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………ぬぁんとか己の理性を取り戻し、聞こえなかったふりをして料理を注文をしました。

 

 

色んな料理が出てきて分け合って食べ、その内にお相手がほっけの焼き魚を注文しました。

 

そしてほっけが来ました^ ^

うっほ〜♪程良くコンガリ焼けた美味しそうなほっけちゃんです^ ^

 

 

「さかなさかなさかな〜♪

  さかな〜を〜食べると〜、

 

 あたまあたまあたま〜♪

  あたま〜が〜良く〜なる〜」

 

「さかなは僕らを〜、待っている〜♪」

 

 

魚は美味しくて好きですが、この曲を聞く度に「なんて酷い歌詞なんだろう」と思います。

 

魚介類は「海の資源」と言われたりしますが、魚は別に人に食べられる為に生まれてくる訳じゃないですから、「魚が僕らを待っている」訳はないですよね。

 

 

「僕を食べていいよ!」なんて言うのはアンパンマン位じゃないでしょうか?

 

しかしアンパンマンは正義の味方で、絵本やアニメの中の話です。

 

魚は正義の味方でもなんでもなく、ただの魚です。そして絵本やアニメの話ではありません。

 

 

失礼、脱線いたしました。

話を戻します。

 

 

お相手はしばしほっけを見つめていました。

私が「どうしたんだろう?」と思っていると、

 

お相手は「これ、全部食べていい?」とおっしゃいました。いや、言いました。いや、のののたまわれました。

 

 

 

「 おーーーまーーーえーーーーーーーー!ぇ!ぇ!え!え!!! 」


「 ぃぃいいからそこに!!そこに

座れぇーーーーーー!ぇ!ぇ!え!え!え!!!!!!! 」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(全集中の呼吸、全集中の呼吸……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あのー、これ一応デートですよね?

 

魚がお好きなのは分かりますけど、こういう時って二人で分けあって、「美味しいね!(*^^*)」って言って食べて、足りなかったらもう一回頼めば良いんじゃないでしょうか。

いや、そうした方が良いと思いますよ。いや、そうしてくださいほんとにー!プンスカピーのピピピピーーー!!!

 

 

それに「ほっけ」って結構大っきいですよね!?

 

湯葉や刺身を3枚全部食べたい」ってのと話が違うと思うんですが。

 

(風の噂によるとお相手は焼き魚が好物らしいですーへぇーそーなんですねー)

 

 

もうとっくのとうのとうに、「この人はないな」と全力判定が出ていたので、「あ、そうなんですか。どうぞ」と、事務的に言いました。

 

 

 

「もう、どうでもいいわ

 (Adoの新曲)

 

 

 

色々頑張る気も完全に失せたので、「この後の展開ってどうなるんだろう?」と、もはや他人事のように、こちらからは話を振らずにお相手の様子を観察していたら

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)   

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)   

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)   

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)   

 

 

 

ほっけを

 

もぐもぐ。(無言)   

 

 

 

 

ほっけを

 

無事完食。(無言)   

 

 

 

 

 

無言。。。

 

 

 

 

 

 

そうですかそうですか。そんなにほっけがお好きなんですね。

 

目の前にデート相手の私がおりますが、私はこの場に不要でござんしたね。いやーあなたの気持ちの変化に全く気づかず失礼いたしました。

 

 

「起立!気をつけ!礼!!」

 

「失礼いたしました!!」

 

 

 

私は完全にほっけに負けました。

 

わたしまけましたわ(←回文←)

 

前々から見処があるな〜、と思ってはいましたが、いやいやほっけさんにここまで見事にやられるとは。

 

「あっぱれほっけ!」

 

「ほっけ優勝ー大優勝ーー!!」

 

 

 

あの、一つ提案したいのですが、この際ほっけを彼氏にされたらいいと思います。オスかメスか知りませんが。

 

たぶん、すごくお似合いだと思います。すごく。

 

あなたに身も心も捧げて、あなたの血肉になってくれる。

全身全霊で、まさに全てを投げ打ってあなたに尽くしてくれる。

本当に心が、そして生き様が美しいと思います。

 

私みたいにぶつくさ文句も言いませんしねぶつくさぶつくさぶつくさぶつくさ。

 

残念ですが私は人間に生まれてしまいました。私もほっけのようにありたかったのですが、あなたが思うより人間です。

 

 

 

「ほっけのように、わたしはありたい」

 (平井堅の新曲/スマッシュヒットの予感………が、しないorz)

 

 

 

そして支払いの際どうするんだろう?と思ったら、やっぱり割り勘でした。

 

細かい事を言ってあれですが、ほっけ以外は全部半分ずつで分けて食べて、ほっけ(千円)はお相手が全部食べられたので、

 

「さっきは全部食べちゃってごめんね()。ほっけの分は僕が少し多く出すから!」

 

となるのが社会人じゃ当然のルールで、さらに言えば、会計や注文は先陣を切られるのが不文律最低限のマナーかと思いましたが、お相手としては、

 

「ほっけ一人で全部食べられてラッキー!わりかんわりかん〜♪」

 

位な感じだったのでしょうね。。

 

 

これが年下なら全然問題ないですが、私より年上、です 。。。

 

 

ないわー。ないわーー。

イライラするわーーー。(少女A)

 

 

こんな感じの「おでかけ」でしたので、「おでかけるんるん」所でなく「おでかけるんるん、のち局所的ゲリラ豪雨」となりました(T ^ T)くぅ〜!

 

 

お相手が「極悪人」のようにずっと書き連ねるのも偏った内容になってしまいますので、ここで一応お相手の良かった点も併せて書いておきたいと思います。

 

 

・ラインを毎日送ってくれた。

 

・ほんわかぽやーんとしていた。

 

1時間半かけて会いに来てくれた。

 (私は20)

 

・久しぶりにデートの体験をさせてくれた。

 

 

 

お見合い初日では、彼の事はあまり分かりませんでしたが、しばらくラインのやりとりをして、今回のおでかけを経て、お相手の私に対しての希望・理想がかなり見えました。

 

 

 

①「僕を癒して欲しい」

 

②「僕を甘えさせて欲しい」

 

③「デートはリードして欲しい」

 

④「欲を言えばデート代を出して欲しい」

 

 

 

 

 

 

      Death.

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は苦い経験となりましたが、これも次回以降の婚活&デートに活かしていきたいと思います。

 

 

お相手には数日後、感謝と共に今後のおつきあいはお断りしたい旨のラインをしました。

 

 

 

もし読者の中で、映画関係者の方がいらっしゃいましたらお願いしたい事がございますm(__)m

 

ぜひ下記のタイトルで、「きのう何食べた」の映画の続編を作っていただけはしないでしょうか?

 

 

 

『きのう何食べられなかった』

 

〜副題:それはほっけです。

          ケンジ号泣〜

 

 

 

 

 

 

(長文お読みいただきありがとうございました)