014 お見合い4人目♪ (サービス紹介&数十年のパートナーの話)
お見合い2ヶ月目に入りました。
今月も3名紹介していただけました^ ^
※通常の紹介が2名、サービス紹介が1名
サービス紹介ってなんでしょうね!?
私はてっきり「初月だからサービスで1名多く紹介します」という事かと思っていましたが、今月も紹介がありました(・・?)ハテナ
ただ先月も今月も、サービス紹介は私よりだいぶ年上の方だったので、かなり年上の方が「サービス紹介」の対象なのかなぁ?と仮説検討中です。
======【 仮説検討開始 】======
〜検討中〜
_φ( ・ _ ・
〜検討中〜
(・ω・)!
〜検討中〜
_φ( ・ _ ・ オム
〜検討中〜
(・ω・)☆
〜検討中(?)〜
...( ¬ _ ¬ )
〜検討中(?)〜
( ´Д` )y━・~ライ
〜検討中(?)〜
( _ _ )..zZZ
======【 仮説検討終了 】======
※検討時間
3分未満 (正味1分/極薄味)
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【 !検討結果発表! 】
「私は今、とてもオムライスが食べたいです」
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最初のコンシェルジュとの面談では、サービス紹介について特に説明は無かったと思います。
単に私が聞き漏らしたか、もしくは忘れているだけかもしれませんが、率直に言って私は今、とてもオムライスが食べたいんです。
やっぱりケチャップの酸味が味の決めてですね。甘いだけじゃいけない甘いだけじゃ。チッチッチッチ今12時。
I'm hungry!
オムライスも人生も、酸いも甘いもどちらも必要ですからね。
えっ!?「付け合わせの人参はサービスです」って?
いやあなたね、今はそのサービスの話をしている訳ではなく、「お見合いのサービス紹介」のサービスの話を真剣にしているんですよ。
そう。まざまざと、そして真剣にオムライスの話、もといサービス紹介の話をしているんです。
そこの所どうかお見知りおきを。
さて、そんな訳で(どんな訳?)サービス紹介で先月の「阿藤さん」と同じ位の年の方とお見合いしました。
今回も阿藤さんと同じ展開かもな〜と思い、ものすごく気楽な気持ちでお見合い事務所に向かいました。
「ふっふふんふん、犬のふん〜♫」
下手したら気が緩みすぎそうだったので、「いけないいけないこれからお見合いなんだぞ!お見合いなんだ!」と自分に言い聞かせながら、
「ふっふふんふん、ネコのふん〜♫
あっ!初めまして!」
「初めまして!
え?ネコのふん!?」
「いえいえ、お気にニャさらず。
えへへへへ(^^;; 」
現れた男性は外見こそ年相応でしたが、雰囲気がこれまでの方とは何か違いました。
お話しを始めてまもなく、お相手の目がキリッと鋭く、まさに「眼光」という言葉がピッタリな感じで、急に自分の背筋がシャンとなる感じがしました。
「これは進藤さんと同い年でもだいぶ勝手が違うぞ!」と思いました。
「ふっふふんふん♫」なんて余裕ぶっている場合ではありません!!
お相手の視線や雰囲気から、「相手を見極めるような感じ」がして、「私」という人間の根底にあるもの、人間性の本質を見透かされるようで浮き足出つような気持ちになり、予想外に緊張しながらお話をしました。。
(緊張…スル… )
ですがお見合い後の意思確認ではお互いOKでした!?
どうやら私はお相手のお眼鏡にかなったようです…(^_^;)ヒヤアセカイタヨ
一緒に事務所を出て、お相手を良く見ると、時代を外していない小慣れたオシャレ感でした。
カフェに行きお食事をしながらお話しを始めると、先程の眼光鋭い感じとは打って変わり終始笑顔で朗らかでした^ ^
よく見ると顔立ちが整っていて、若い頃はかなりイケメンだっただろうな、と想像がつきました。
お相手のお話から、おそらく若い頃は大企業で働かれ、かなり優秀だったんだろう、とすぐにイメージが沸きました。
そしてお互いの恋愛話になりました。その方はなんと数十年のパートナーがいらしたとの事!!
しかしやむを得ない事情により別れる事になったそうです…。
そんなに長い間、パートナーだったという話をお聞きして、私はとても嬉しくなりました( ´ ▽ ` )
インターネットもアプリも無く、ゲイバーや発展場・ゲイ雑誌の文通や伝言ダイヤルなど、出会いの場が極々限られていた時代ですから、数少ない出会いを大切に守り育てて来られたのでしょう。
さらにその方は、若い頃からゲイという事を当たり前のように受け入れ、ゲイだという事を隠さなかったとのこと。
どうしてそんなに自然に受け入れられて、隠さずにさらりと生きてこられたのかと不思議に感じていました。
予想はしていましたが、ご両親がとてもオープンマインドだったそうで「やっぱりそうですよね〜!」と、ぱちんと膝を打った感じがしました。
現在の10代〜20代の方なら、幼い頃よりネットやSNSで、最近であればYouTubeで、LGBTQに関する良質で善意に溢れた情報や知識を得てこられたと思います。
また偏った意見、偏見に満ちた意見などは取捨選択やスルースキルで対応する事ができ、あまり自分を否定する事なく受け入れられる時代になってきたのではないかと思います。
(家庭環境・地域性等でだいぶ差はあるとは思いますが。)
ですが、辞書を引けば「同性愛=異常性欲、性対象の倒錯」などと書いてあるような時代、そして「ゲイ」ではなく「ホモ」と揶揄される時代に生まれたにも関わらず、お相手からは、まるでLGBTQの理解が進んだ現代で生まれ育ったかのような印象を受けました。
一瞬、「私の感覚・考え方の方がお相手より古くて固いのでは?」と思いました。いや、実際そうかもしれません。
「自分を受け入れる」って、言葉で書くとたった数文字ですが、健全な精神で生きていく為にはとても重要なことですね。
そしてお話しが進むにつれ、まだお会いしてから2時間も経ってないのに交際の希望を切り出され、判断が早くて驚きました。
正直な所、私はお相手に人間的魅力を感じていました。
マインドがオープンで、知性的で文化的な香りがして、感性が若い。
「感性が若い」とは「心・魂が若い」とも言い換えられ、とても魅力的だと思います。
外見は年相応ですが、オシャレで表情も良い感じでした^ ^
お見合いした時に「他の方とは何か違う」と感じたのは、
◎オープンマインドなご両親のもとで成長された事。
◎高度成長期の活気ある時代に、(恐らく)大企業でバリバリ活躍されてきた事。
◎数十年パートナーと人生を過ごして愛を育んでこられた事、
等から培われた、精神的安定と成熟さから来るものと推測できました。
私は、人間的な魅力がある方なのでまたお会いしたいと思いました。
しかし正直な所、年齢がだいぶ離れているの点で「難しいかな…」と思いました。
例えば二人とも100歳まで生きた場合、お相手の方が確実に10年以上早く亡くなります。
私の両親は、父が母より7歳年上ですが、昨年父が亡くなり母が残りました。
もし母が父と同じ歳で亡くなるとしたら、少なくとも後7年はパートナーを失った状態で生きる事になります。
女性の方が寿命が長いので、恐らくもっと長い期間になるでしょう。
直近にそういった事があったばかりなので、これからの人生を共にしていくパートナーは、できれば自分と大きく歳が離れていない人、もしくは近い方が二人で過ごす時間が長くなるのでいいのかな、と今はぼんやり考えています。
でもまあ、「(ノンケは)結婚しても2〜3組に1組が離婚してしまう時代」に加えて、私は恋愛下手なので、そんな先の事まで考えても仕方ないのかもしれませんが…(汗)
それから付け足しで、「お相手が私に対して何か問題や不満を持った時に、その度に数十年のパートナーと比べられるんだろうな」といった考えもふと頭をよぎり「それは少し重いな」と思いました。。
うーん。
私は考えすぎでしょうか!?
「アラフォー」という年齢から考えると明らかに恋愛経験不足で、さらに恋愛に関しては頭が固い方なので、自分の選択が他人から見たら「凄くもったいない事」なのか、それとも「妥当な判断」なのか分かりません。。
とりあえずお相手には、おつきあいするかの明確な返事は一旦保留にさせていただきお別れしました。
しかし、しばらくしてお相手のお気持ちが急に変わったようでした。
恐らく「自分は交際希望の意思表示をしたのに、だいぶ年下から難色を示され保留にされた。」という事に、プライドが傷ついていたのではないかな、と思います。
もう一度お会いしたかったのですが、残念ながら一期ニ会にはなりませんでした。
もう二度と会う事は無いのでしょう…。
でも今回は素敵な方とお見合いできたので良かったです^ ^
紹介文で分かる事はほんの少しで、実際に会ってみないと何も始まらないですね。
もし仮にお相手がもう少し若かったら、即断・即決で、
☆即
「こちらこそおつきあいしたいです!!」
☆断
「僕をもらってください!!」
☆即
「僕をさらってください!!」
☆決
「僕を奪ってください!!
んもう、お願いじらさないで…(脱ぎ脱ぎ…) 」
と言っていたかもしれません(笑)
私も今回のお相手のように、これから人間的魅力のある人間になっていきたい!と思った日々でした^ ^
「ふっふふんふん」とやや油断してお見合いに臨んでしまいましたが、次回以降は気を緩めずにお見合いに取り組みたいです(^_^)
おしまい。